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Web会議を効果的に行うには?おすすめのシステム・カメラ・マイクを比較

2020.08.24

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、リモート環境でも会議やセミナー参加が可能なWeb会議システムの需要が高まっています。

導入はしてみたものの、音声や画像、接続環境の面で「スムーズなWeb会議の進行が難しい」と感じている方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、使いやすい無料・有料のWeb会議システムの比較から、Web会議の効率をアップさせるカメラやスピーカーの選び方、そしてマナーまでを具体的に解説します。

Web会議システムの基礎知識

Web会議を効果的に行うための、おすすめのシステム・カメラ・マイクを紹介します。
Web会議とは、インターネット環境を使い、PCやスマートフォンを用いて離れた場所にいる人同士が顔を合わせてコミュニケーションを取る会議のことを指します。

このWeb会議を可能にするのが、「Web会議システム」と呼ばれる各種サービスです。

 

新型コロナウイルス感染症の拡大によってテレワークが推奨されてから、各企業で急速に普及が進んでおり、2020年7月に矢野経済研究所が実施したアンケート調査「テレワークでのオンラインツール利用状況について」では、ビジネスパーソンの約8割が「自社でWeb会議システムを利用している」と答えています。

無料で使えるWeb会議システム4選

Web会議システムは有料・無料版共に多くのサービスが存在します。

ここでは、すぐ導入できる無料のWeb会議システムを紹介します。

 

有料版のWeb会議システムは無料版と比べてスペックが高く、また画質が良いのが特徴です。

また無料のシステムでは使用できない録画機能などの高度な機能やセキュリティ対策、サポートサービスが追加されるものもあります。

安定した通信で大人数のWeb会議を実施したい場合は、有料版を検討しましょう。

Google Meet

Google Meetは、2020年5月にGoogleがGoogleアカウントを保持しているユーザーに無料で利用可能になったWeb会議システムです。

プライバシーやデータの保護、不正使用の対策がされており、ソフトウェアのインストールの必要がなく、PCやスマートフォン、タブレット端末での使用が可能です。

 

無料版は、1回の会議の長さ1時間(2020年9月30日までは24時間)で、会議の参加人数は最大100人となっています。

 

アクティブユーザーあたり月10米ドル〜(9月30日まで無料)の「G Suite Essentials版」は最長300時間、最大参加150人で専用の電話番号からの参加が可能に、そしてアクティブユーザーあたり月20米ドル〜(9月30日まで無料)の「G Suite Enterprise Essentials版」は最長300時間、最大参加250人で、会議の録画とGoogleドライブ(オンラインストレージ)への保存が可能となっています。

Zoom

Zoomは、チャット機能、参加者のグループ分け機能、画面共有など使いやすい機能が備わったWeb会議システムで、世界中の企業で利用されています。

アカウントの作成はホストのみ必要で、招待された人は発行された招待リンクをクリックするだけでWeb会議がスタートできます。

 

無料版は、1回の会議の長さ40分、会議の参加人数は最大100人で、アカウント登録をしていれば好きな画像を背景にできる「バーチャル背景」を利用することができます。

 

有料版のプランは「Pro」「Business」「Enterprise」の3種類で、それぞれ1回の会議の長さは無制限、参加人数は最大500人、追加プランを利用すると最大1,000人まで増やすことが可能です。

また、無料版でもホストとホストに許可された人は会議の録画と保存(ローカルでの保存)ができますが、有料版はクラウド上での保存と管理が可能になります。なお、無料版では利用できなかったウェビナ―機能は「Pro」「Business」ではオプションで追加可能、「Enterprise」は標準機能として備わっています。

 

利用料金は、「Pro」は契約ID数5〜9でIDあたり月額1,600円〜となっています。

「Business」は契約ID数10~49、「Enterprise」は契約ID数50以上で、それぞれ利用料金は個別に見積もり依頼が必要です。

 

Zoomはセキュリティ面の脆弱さが国際的に報道され、企業での利用が不安視されていましたが、2020年4月にセキュリティ機能をアップグレードした最新バージョンをリリースしています。

Cisco Webex Meetings

世界最大のネットワーク機器メーカー、米シスコシステムズ(Cisco Systems)が提供しているWeb会議システムで、シェアも世界ナンバーワンを誇ります。

 

無料版でも1回の会議は最長50分、参加人数は最大100人、会議の記録、デスクトップの画面共有など多彩な機能があり、スマートフォンやタブレット端末での利用も可能です。

 

有料版には、小規模向けの「Starter」、中規模向けで一般企業でよく利用される「Plus」、主に大企業向けの「Business」の3種類があります。

「Starter」は、最長24時間、MP4での会議の録画機能、アプリケーションとファイルの共有機能、5GBのクラウドストレージなどが追加され、「Plus」は代理ホストの割り当て機能、自社独自のWebexサイトURLの作成などが追加、「Business」は参加人数が最大200人となり、10GBのクラウド ストレージなどが追加されます。

 

利用料金は、ホスト1人に付き「Starter」プランが月額1,490円〜、「Plus」プランが1,980円〜、「Business」プランが2,980円〜です。

Whereby

Wherebyは、ノルウェーの企業が提供するインストール不要で利用できるシンプルなWeb会議システムです。

ホスト以外はアカウント作成の必要がなく、発行されたURLをクリックするだけで会議に参加できます。

 

Wherebyには無料版と有料版の「Pro」と「Business」があり、無料版も有料版も1回の会議の時間は無制限となっています。

会議の参加人数は無料版が最大4人、「Pro」が最大12人、「Business」が最大50人(ビデオ参加者は12人で、残りは音声参加のみ)となっています。

無料版は作成できる会議用URLが1つだけですが、「Pro」はURLを3つまで、「Business」は10まで増やせます。

なお、無料版、有料版共に画面共有機能は付いていますが、会議の録画機能が標準装備されているのは「Business」のみです。

 

利用料金は「Pro」が月額9.99米ドル〜、Businessが59.99米ドル〜となっています。

高画質の映像を相手に届けるWeb会議用カメラ

一般的にノートPCやデスクトップPCに内蔵されているカメラは、そこまで高性能ではありません。

Web会議システムを使い、高画質の映像で商談やミーティングを実施するためには、PCに設置できる外付けのカメラの利用がおすすめです。

シーン別でおすすめできるWeb会議用カメラ5選

Web会議用のカメラは、会議の用途や規模によって機能や価格も様々ですが、選ぶ際に注目したいのは画質と広い範囲を映す基準となる画角です。

 

ここでは、会議のシーン別におすすめできるカメラを紹介します。

少人数向け

・ロジクール「ロジクール カンファレンスカム コネクト」
小規模な会議室でのWeb会議に適したモデルです。
90度の広い画角で、部屋全体を映すことができ、オートフォーカスやズーム機能も備えています。
価格はオープン価格です。

 

・AVer「CAM340+」
2~8人の小規模な会議室のWeb会議に対応したモデルです。
特別な設定は必要なく、PCにつなぐだけでWeb会議が実施できます。
対角120度の広い画角で会議室全体やホワイトボードを同時に映すスムーズな会議進行が可能になります。
価格はオープン価格です。

3人以上の会議

・サンワサプライ「CMS-V50BK」
光学3倍ズーム対応の高画質が特徴のWeb会議用カメラです。
書類やホワイトボードの細かい文字まで表示でき、リモコンで上下左右にカメラを動かし、発言者の顔を映したり、資料に焦点を合わせることも可能です。
標準価格は72,000円(税抜)です。

 

・AVer「VB342+」
マイクスピーカー内蔵モデルのWebカメラです。
画角120度の広角映像を配信でき、会議室全体を映すことができます。

価格はオープン価格です。

大規模な会議・セミナー向けモデル

・AVer「CAM520 Pro」
最大18倍のズーム機能を搭載した、7~24人の会議に対応したWebカメラです。
映像内にある顔を検知し、自動的に画角を調整する機能が付いているため、リモコンの操作頻度を減らし、会議に集中することが可能です。。
価格はオープン価格です。

相手にクリアな音声を届けるマイクスピーカー(スピーカーフォン)

社内向けの少人数の会議とは違い、商談や音声を拾いづらい大人数の会議ではマイクスピーカーの活用が有効です。

おすすめマイクスピーカー(スピーカーフォン)3選

ここでは、Web会議に適したマイクスピーカーを用途別に紹介します。

リモートに特化

・ヤマハ「YVC-200」
1〜4人程度の小規模の会議や打ち合わせに適したコンパクトタイプのマイクスピーカーです。
自宅やコワーキングスペースなど大きな声を出しづらい場での利用で特に効果を発揮し、クリアな音声を相手に届けてコミュニケーションを円滑に行うことができます。
専用ドライバーをインストールしなくても、USBやBluetoothでの接続が可能です。
メーカーの希望小売価格は30,000円(税抜)です。

小〜中規模向け

・サンワサプライ「MM-MC28」
持ち運びに便利なコンパクトサイズのスピーカーフォンです。
集音できる範囲が半径5メートルと広いので、多人数の会議でも音声を拾えます。
デジタル信号処理(DSP)により、ノイズの少ないクリアな音声で通話が可能です。
標準価格は25,800円(税抜)です。

中~大規模向け

・ヤマハ「YVC-1000」
40人規模のWeb会議に対応したマイクスピーカーです。
マイクとスピーカーを独立させた分離型で、映像と音声の一体感を出すため、ディスプレイの前にスピーカーを設置することが推奨されています。
適応型エコーキャンセラーなど、世界最大の総合楽器メーカー・ヤマハの音声処理技術を多数搭載し、ストレスのない双方向コミュニケーションを実現します。
USB接続だけでなく、スマートフォンやタブレット端末からのBluetooth接続も可能です。
メーカーの希望価格は120,000円(税抜)です。

Web会議を効果的に行うためのマナーとは?

Web会議を効果的に行うためには、周辺機器の活用だけではなく、マナーを理解し、守ることも大切です。
Web会議やセミナーを行う際には、以下の点を考慮しておきましょう。

 

・会議が中断しないよう、通信は極力回線の安定した有線で行う
・参加人数が多い会議・セミナーでは、発言者以外はミュート(消音)にするよう事前に呼びかける
・自宅などから参加する際は、背景に気を配る
・発言の際は、口をきちんと開いて滑舌に注意する
・会話のバッティングを減らすために、発言の間の「間」を多めに取る

システムと周辺機器の活用、そしてマナーを守ってスムーズなWeb会議を実現しよう

スムーズなWeb会議の運営は、ウィズコロナ・アフターコロナ時代の商談やセミナーを成功に導く鍵になると考えられます。

適切なWeb会議システム、用途に合ったカメラやマイクスピーカーを揃えれば、テレワーク環境でもスムーズに会議を行うことが可能です。

Web会議の目的や自社の予算に合わせ、必要な機能を備えたWeb会議システムと機器の導入を検討しましょう。

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