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ドアの自動開閉から非接触ボタンまで!今企業に注目される非接触サービスとは

2020.09.29

ウィズコロナ時代において、接触感染対策につながる非接触サービスやツールの需要が高まっています。

企業のオフィスはもちろん、病院や工場などでも非接触サービスやツールの導入は有効な感染対策の1つとして注目されています。

 

今回は、オフィスビル事業者やそこに入居するテナント事業者に向けて、簡易的なものから大掛かりな仕組みのものまで、感染対策に有効な非接触サービスやツールを紹介します。

非接触サービスに感染リスク低減の期待が集まる

今企業に注目される非接触サービスを紹介します。
新型コロナウイルス感染症の主要な感染経路には「飛沫感染」と「接触感染」があります。
このうち接触感染は、ウイルスが付着したものを触り、その手で口や鼻を触ることにより粘膜から感染することを指します。

 

オフィスでの接触感染対策については、詳しくはこちらの記事をご参照ください。

 

その接触感染のリスクを低減する方法として、ドアの自動開閉やタッチレスの受付システムといった非接触サービスやツールが企業から注目を集めています。

 

東京都の小池知事は、2020年5月5日の緊急記者会見で、「感染の防止のため非接触の技術を後押しし、企業のイノベーションを促進する」という考えを表明し、その一例として、東京都と公益財団法人東京観光財団では、2020年6月から新型コロナウイルスの感染拡大で深刻な影響を受けている宿泊事業者向けに、「非接触サービスの導入を支援する補助金制度」を開始しました。

このように、非接触サービスやツールの導入は、コロナ後の社会で事業を継続する企業にとって重要な取り組みの1つになると考えられています。

 

(参考:公益財団法人 東京観光財団|宿泊施設非接触型サービス等導入支援補助金

 

ここからは、企業におすすめの非接触サービスやツールを紹介します。

【一般オフィス向け】タッチパネル不要の非接触受付システム

受付時の接触感染リスクの低減に有効とされるのが、非接触型の受付システムです。

 

株式会社QRinは、企業の受付業務に特化した非接触・非タッチ型のクラウド受付サービス「QRin for office」の提供を、2020年7月に開始しました。

受付に設置したQRコードを来訪者が自身のスマートフォンで読み込むと、担当者に通知が行く完全非接触型の受付システムで、専用電話機やタッチパネルによる受付と異なり、接触感染のリスクを低減できるサービスとして注目されています。

 

また、大人数の参加者が集まるイベントの受付に特化した非接触型受付システムも登場しています。

 

株式会社クリエが提供する「Smart Reception(スマートレセプション)」は、かざすだけで周辺機器と通信できるNFC式自動受付システムで、素早く簡単に非接触の受付を行えます。

来場者は、NFCタグが貼られた招待状を受付に設置した端末にかざすだけで入場ができ、企業側は通知された来場者の情報をサーバー上で管理したり、来場者のスマートフォンや携帯電話に座席や案内のメールを送信することが可能です。

【ビル事業者向け】エレベーターの非接触ボタン

不特定多数の人が触れ、接触感染のリスクが心配されるのがビルのエレベーターボタンですが、タッチレスで操作できる「非接触ボタン」の提供が始まっています。

 

開発したのはフジテック株式会社で、2020年4月から自社製品のエレベーター「エクシオール」で非接触ボタンの適用を開始しています。赤外線ビーム式のセンサーを搭載した非接触ボタンに手をかざすことで、エレベーターの呼び出しや行き先階の指定を行うことができます。

2020年7月からは、フロア数の制限を緩和すると同時に、オフィスビルだけでなく、マンション等の住宅や病院・福祉施設などにも設置できるよう、建物用途の拡大も行っています。

 

【テナント事業者向け】非接触でドアを自動開閉できるタッチレスエントリー

オフィスビルや商業ビルに入居するテナント事業者に向けては、今ある扉を後付けで自動ドア化できるサービスが注目されています。

 

株式会社フォトシンスの「Akerun入退室管理システム」の新機能である「タッチレスエントリー・ソリューション」は、非接触で、ドアの解錠・開閉ができるサービスです。

利用者はドアノブやレバーハンドルに触れることなく、ICカードや交通系ICカードアプリをかざしたり、スマートフォンの専用アプリで通信するだけで、ドアの解錠と開閉ができるようになります。

 

工事をする必要がなく、扉に後付けで設置できるので、テナント事業者には導入ハードルが低い非接触サービスと言えます。

 

総合的なオフィスビルの非接触サービス

建物のエントランスから自社オフィスのデスクまで、一貫して非接触の移動を可能にするビル向けタッチレスソリューションも登場しています。

 

株式会社日立製作所と株式会社日立ビルシステムは、顔認証を行う「画像解析サービス」と、携帯しているだけで入退出が可能となる「ハンズフリータグ」などを活用することで、ビル入口の自動ドアやセキュリティゲートの通過、エレベーターの呼び出しや行き先階の登録、そしてオフィスの入退室を非接触で行うことを可能とするタッチレスソリューションを体系化し、順次提供開始することを発表しました。

 

また、「画像解析サービス」の人流解析機能を使い、エレベーターホールに向かう人数や混雑状況を把握し、エレベーター運行管理システムと連動させることで、エレベーターの待ち時間や混雑を減らせるなど「3密」の低減も可能となります。

 

自社の規模や予算に合わせた段階的な非接触サービスの導入が有効

コロナ後の社会では、オフィス内でのクラスター発生の防止や効率的な接触感染対策のため、非接触サービスやツールの導入が「企業のニューノーマル」になる可能性があります。

コスト的に全社での大掛かりなサービス導入は難しいとしても、ドアのタッチレスエントリーや非接触受付システムなどを段階的に取り入れていくのも効果的です。

規模や予算に合わせて、できるところから非接触サービスを導入し、自社の感染リスク対策を万全に近付けていきましょう。

 

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