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監視カメラだけでは充分なセキュリティ対策にならない理由

2019.10.16

あなたは商業施設や街中で、安全対策のために監視カメラが設置されているところを見かけたことはありますか。
監視カメラはセキュリティ対策のためオフィスに導入している会社もあり、防犯対策の方法の1つとして認知されています。
しかし、カメラを設置することでオフィスセキュリティ対策は充分と言えるのでしょうか。

そこで今回は、監視カメラを導入することのデメリットについて考えられる点をまとめてみました。

監視カメラのデメリットを考える必要性について

監視カメラだけでは充分なセキュリティ対策にならない理由を解説
防犯対策を検討している総務・経営者の方は、監視カメラの導入も選択肢に入れているのではないでしょうか。
カメラを設置すれば監視データの蓄積が可能になり、オフィスのセキュリティ対策は万全…とつい考えてしまいますが、それだけで犯罪や不正が無くなるわけではありません。

監視カメラは、設置していることが目に見えるため、オフィスセキュリティについて検討・改善をしていかなければ、いつかは死角などを見抜かれて情報漏えいのリスクが上がります。
そのため、監視カメラを導入することのデメリットを考えることで、他のツールと併せてセキュリティ対策を行うという視点も考えることができるようになります。

監視カメラ導入のデメリット

ここで、オフィスのセキュリティ対策に監視カメラを導入することで、考えられるデメリットを5つ挙げてみます。

①撮影範囲が限られ、死角ができる

設置された方向のままでしか撮影ができない監視カメラですと、どうしても死角ができ、撮影できない部分が発生します。
また、首振りなどの機能がついているカメラでも、一度に全ての方向を撮影することは難しく、決まった範囲でしか撮影ができません。
カメラが設置されていることが分かれば、映らない範囲で不正をしようと考える可能性もあり、さらに対策が必要になります。
死角をなくすための工事をする場合は、より手間やコストが発生してきますので、監視カメラには死角や限られた撮影範囲があることをあらかじめ知っておきましょう。

②直接的には犯罪行為を止められない

防犯カメラが設置されていることで、犯罪の抑止力にはなりますが、実際に侵入された場合は直接的に犯罪行為を止めることができません。
オフィスにカメラがあっても、なくても顔を隠して犯罪者が侵入して、金庫やOA機器が盗まれる可能性もあります。
監視データの保存で犯罪が行われたという証拠にはなりますが、被害を元には戻せませんので、完全に防ぐためには他のシステムと併用していくことが必要です。

③プライバシーの侵害に繋がる可能性がある

オフィスのどこにカメラを設置するかにもよりますが、オフィスセキュリティ対策のために記録していたデータに、犯罪防止とは関係ないことが映っている場合も少なくありません。
例えば、休憩中に使っていたスマホの画面が映っているといった、オフィス内での従業員の行動が、無意識的に映っていたとしても、監視されているという気分はあまり良いものではありませんね。
また、社外の人が頻繁に出入りするオフィスでしたら、犯罪とは関係ない人が映っている場合も多く、そのような監視データをどのように扱うかによってプライバシー保護の権利とぶつかってしまうケースが考えられます。

④別のセキュリティ対策が必要になる可能性がある

カメラをインターネットにつなげて情報をやり取りできるネットワークカメラは、低コストで監視体制を構築できる方法として注目されています。
インターネットさえあればいつでもどこでも、カメラ映像にリアルタイムにアクセスできて、セキュリティカメラとしても便利ですが、インターネットに接続しているわけですから、カメラ自体のセキュリティ対策が必要になります。
万が一、悪質なハッキングにより知らないうちにカメラが乗っ取られていたら、犯罪防止のためのカメラが犯罪に使われてしまいます。
つまり、個人情報の流出だけでなく、盗撮など想定外の被害を受ける可能性もあり、機能面で優れている監視カメラでも実はデメリットが存在します。

⑤記録データの管理が必要になる

ダミーカメラ以外であれば、監視カメラを設置して記録したデータを管理しておく必要があります。
上書きでデータを保存していくタイプでも、必ず監視データを確認する機会はありますので、撮影しただけでなくデータのチェックをする手間が発生します。
手間だからといってデータの確認をしなければ、カメラによる抑止力のみに頼っていることになり、監視カメラの効力を充分に活用ができません。
また、監視データをどのように保存していくかというセキュリティの問題も二次的に発生しますので、その点は理解しておくべきでしょう。

監視カメラだけに頼らないオフィスセキュリティ対策を

監視カメラを導入することのデメリット5つを挙げてみました。カメラを設置することで抑止力になり、証拠データが保存できるのはオフィスセキュリティにおいてメリットになります。

しかし、監視カメラを設置すればオフィスセキュリティ対策が充分なのではなく、例えば「入退室管理システム」と併用すれば、より効果的にオフィスのセキュリティ対策ができるようになります。適切なタイミングで入退室を管理できれば、侵入されてしまうと直接的に犯罪を防げない、監視カメラのデメリットもカバーできます。

防犯対策を検討している総務・経営者の方は、監視カメラだけに頼らないオフィスセキュリティ対策を検討してみましょう。

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