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勤怠管理システムと給与計算ソフトを連携させるメリットとは?

2020.06.15

給与計算業務は企業にとって大きな負担です。タイムカードの勤怠情報をExcelに入力をしたり、月締めの際は給与の支払日に間に合わせるために担当者が残業することもあったりと、毎月多大な労力とコストがかかってしまいます。

また、働き方改革で推奨されるフレックスタイム制や裁量労働制、新型コロナウイルス感染症の影響によって必要となったテレワークなど、多用な働き方を支える給与計算にはそれぞれ異なった対応が必要となります。

 

このような給与計算にかかるコスト削減の対策の1つが、勤怠管理システムと給与計算ソフトの連携です。勤怠データと連携ができれば給与計算の多くの部分を自動化し、月末の業務負担を減らすことができます。

 

こちらの記事では、“勤怠管理システムの導入を検討している”という経営者や人事・労務担当者向けに、連携の具体的なメリットと、給与計算ソフトとの連携が可能な勤怠管理システムを紹介します。

勤怠管理システムと給与計算ソフトを連携させる3つのメリット

勤怠管理システムと給与計算ソフトの連携を説明します。
勤怠管理システムを導入した上で給与計算ソフトと連携させると、どのような効果があるのでしょうか。具体的なメリットを3つ解説します。

勤怠管理システムと給与計算ソフトの連携メリット①:マニュアルによるミスの防止

タイムカードを利用している企業や、自動で集計した勤怠データを専用の給与計算ソフトに入力している企業では、労働時間をマニュアルで入力しなければなりません。

集計した従業員の勤怠データがどれだけ正確でも、給与計算のために手入力を行っていては入力時のミスを完全に防ぐことはできません。

しかし、給与計算ソフトと勤怠管理システムを連携させれば、手入力で発生するミスを防き、正確な給与計算が可能になります。

 

また、入力ミスによって給与の金額が間違って支払われれば、次の月の支払いの調整に必要な手間がかかるだけでなく、従業員の信頼を損なうことになります。

 

給与計算ソフトと勤怠管理システムを連携させることで、ヒューマンエラーによるミスの発生とそれを修正するための手間、さらにはミスによる従業員との信頼関係の低下を未然に防ぐ効果も期待できます。

勤怠管理システムと給与計算ソフトの連携メリット②:月末業務の短縮化

給与計算ソフトと勤怠管理のシステムを連携させることで、月末に発生する労働時間の集計と給与計算の業務を短縮することができます。

 

タイムカードの集計とは異なり、勤怠管理システムなら毎日の出退勤データが自動で集計され、月末に必要な担当者の業務は確認程度で済みます。

給与計算ソフトと連携しておけば、勤怠管理システムから勤怠データが一括で出力でき、給与計算ソフト上での計算が可能です。

月締め作業にかかっていた担当者の負担を減らし、業務の工数の大幅な短縮が可能になります。

勤怠管理システムと給与計算ソフトの連携メリット③:勤務形態に合わせた柔軟な対応

働き方改革や新型コロナウイルス感染症の影響もあり、企業にはフレックスタイム制や裁量労働制、テレワークなどの多種多様な働き方の導入が推奨されています。

 

これらの勤務形態によっては給与に加算が必要なケースもあり、正確な計算は企業にとってかなりの負担ですが、給与計算ソフトの中には、それぞれの勤務形態ごとに加算を自動的に行える機能を備えたものもあります。

また、勤怠管理システムの勤務データと連携させれば、勤務形態ごとの給与計算を労働基準法に基づいて正確に行うことも可能になります。

 

多様な働き方に対応した給与計算を行うことは、従業員の働きやすい環境の整備をする上で欠かせないポイントと言えます。

給与計算ソフトと連携できるクラウド型勤怠管理システム

インターネット上でサービスが利用できるクラウド型の勤怠管理システムには、給与計算ソフトとの連携機能が備わったものが多数あります。

 

ここでは、給与計算ソフトで取り込みが可能なCSVデータの出力機能がある人気の勤怠管理システムを6つ紹介します。

給与計算ソフトと連携できるクラウド型勤怠管理システム①:KING OF TIME(キングオブタイム)

初期費用不要で、従業員1人あたり月額300円〜で利用できます。導入前・導入後の無償サポートもあり、初めて勤怠管理システムを導入する企業におすすめです。

 

勤怠データのエクスポート機能が備わっており、それぞれの給与ソフトに合わせた形でデータを出力できます。月別データはCSV形式、タイムカードデータはPDF、CSV形式でデータの出力を行います。

給与奉行、弥生給与、PCA給与DX、JDL IBEX給与、給料王などのほとんどの給与計算ソフトと連携が可能です。

給与計算ソフトと連携できるクラウド型勤怠管理システム②:ジョブカン勤怠管理

料金はプランごとに従業員1人あたり月額200~500円で、初期費用とサポート費用は無料です。

ICカードやスマホ、LINE、Slackなど様々なサービスと連携した打刻ができる点が大きな特徴で、自由度が高いカスタマイズも可能なので、中小企業から大企業まで幅広く導入されています。

 

ソフトウェアの機能を共有する「API連携サービス」やジョブカンのCSVフォーマットでデータの出力を行う「CSV出力連携サービス」によって給与計算ソフトとの連携が可能です。給与奉行、弥生給与、PCA給与DX、給料王、給与大臣といった給与計算ソフトとの連携実績があります。

給与計算ソフトと連携できるクラウド型勤怠管理システム③:マネーフォワード クラウド勤怠

基本プランは、小規模の企業向けで月額3,980円の「スモールビジネス」と、複雑な会計業務や請求書発行の多い中規模以上の企業向けで月額5,980円の「ビジネス」の2種類が用意されています。

6人以上でマネーフォワード クラウド勤怠の機能を使う場合は、基本プランの料金にプラスして、従業員1人あたり月額300円が加算されます。

マネーフォワード クラウド勤怠を利用する際は、マネーフォワードが提供するその他のサービス(給与計算、経費精算、マイナンバー収集など)とセットでの契約が必須となります。

 

給与計算サービスのマネーフォワード クラウド給与とAPI連携が行えるほか、一般の給与計算ソフトと連携する勤怠データの出力機能も備えており、CSVデータの取り込みに対応した給与計算ソフトであればマネーフォワード クラウド勤怠との連携が可能です。

給与計算ソフトと連携できるクラウド型勤怠管理システム④:Touch on Time(タッチオンタイム)

利用料は従業員1人あたり月額300円〜で、勤怠管理から休暇管理、シフト管理などの全ての機能が使えます。最低利用人数と最低契約期間がなく、1人だけの利用や、短期間での利用も可能です。

94,800円で導入できる独自タイムレコーダーはパソコン不要で指紋認証、ICカード認証、パスワード認証の3タイプの打刻ができ、不正打刻防止に効果を発揮します。

 

給与計算ソフト用のデータ出力機能を備えており、CSV形式でファイルが取り込める給与計算ソフトであれば連携が可能です。給与奉行、弥生給与、JDL IBEX給与、TKCのFXシリーズ、PCA会計などの給与計算ソフトとの連携実績があります。

給与計算ソフトと連携できるクラウド型勤怠管理システム⑤:CLOUZA

利用料は1人あたり月額200円〜で、500人以下の企業であれば従業員数でなく打刻した人数分しか料金がかからないのが特徴です。

スマホやタブレットでの打刻も可能で、従業員の位置情報も確認できます。操作も簡単で、外回りの営業社員が多い企業にとってはメリットが多い勤怠管理システムと言えます。

 

給与計算ソフトに対応したフォーマットでの出力、CSV形式でのデータ出力が可能です。弥生給与、PCA給与、給与奉行、給与大臣、給料王といった給与計算ソフトとの連携実績があります。

給与計算ソフトと連携できるクラウド型勤怠管理システム⑥:勤労の獅子

クラウドと自社導入の2種類からタイプを選べ、クラウドの場合は従業員1人あたり月額100円〜、自社導入の場合は個別の見積もりの上で利用できます。病院をはじめ、日をまたいだ複雑な勤怠管理が必要な現場にも対応しています。

 

ExcelやCSV形式でのデータ活用によって、数多くの給与計算ソフトと連携ができるのが特徴です。PCA給与、給与大臣、給料王、給与応援、Hi-PerBT 給与、給与指南、給与、給与大将、Generalist、CBMS Zeem 人事給与、OBIC7ex、HSMILE α AD給与管理システムなどの給与計算ソフトとの連携実績があります。

 

その他、【主要クラウド型勤怠管理システムの機能・料金比較】については、こちらの記事をご参照ください。

勤怠管理システムと給与計算ソフトを連携させて業務を効率化させよう

勤怠管理システムと給与計算ソフトを連携させることで、給与計算にかかっていた煩雑な作業やコストの削減が期待できます。多様な働き方の導入や法改正へのスムーズな対応が可能になるのも、連携による大きなメリットです。

給与計算ソフトと連携させる勤怠管理システムを導入する際には「コスト削減をしたい」「テレワークの定着に役立てたい」など解決したい課題を洗い出した上で、自社に合ったものを選びましょう。

 

※記事内の料金は、2020年6月現在のものです。

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