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クラウド給与計算ソフトとは?導入メリットとおすすめソフト5選

2020.06.03

企業にとって欠かすことのできない給与計算ですが、手入力で計算する場合、月末業務にかかる時間とコストは膨大なものにになってしまいます。

さらに、法改正やマイナンバーへの対応、最近では新型コロナウイルス感染症の影響による休業手当など、日々変化するビジネス環境に対してアナログな給与計算では対処しきれない場合もあります。
そこで現在、注目を集めているのが「クラウド給与計算ソフト」です。

 

こちらの記事では、クラウド給与計算を導入することでどんなメリットがあるのかに加え、機能や価格から見たおすすめのソフトの特徴などを中心に解説します。

クラウド給与計算ソフトの概要

クラウド給与計算ソフトの導入メリットとおすすめソフトをご紹介します。
クラウド給与計算ソフトとは、インターネットを通じてクラウド上で提供されるシステムから従業員の給与支給額を計算したり、明細書を発行したりできるシステムです。

従来はExcelを利用したり、パッケージの給与計算ソフトをPCにインストールして計算を行う方法が主流でしたが、近年では「たびたび変わる法改正への柔軟な対応」、「業務効率化」といった理由からクラウド給与計算ソフトへの需要が高まっています。

クラウド給与計算ソフトの4つのメリット

クラウド給与計算ソフトは業務効率化に役立つだけでなく、「月々の利用料の支払いで導入コストを抑えられる」、「クラウド型ゆえの法改正などへの迅速な対応」など多くのメリットがあります。

ここでは、実際に導入を検討する際に参考にしたい具体的なメリットを4つ紹介します。

クラウド給与計算ソフトのメリット①:給与計算の業務効率化が可能

クラウド給与計算ソフトでは、あらかじめ従業員の情報(氏名、入社年月日、給与条件など)を登録しておけば、給与や各種保険料などが自動で計算されるため、経理担当者の大幅な業務効率化が見込めます。

月末の集計が必要な時期に残業して給与計算や各種社会保険の算出をしたり、ミスを防ぐために経理チーム内でダブルチェックをしたり、といった対応も必要なくなります。

クラウド給与計算ソフトのメリット②:税制・法改正にも自動対応

クラウド給与計算ソフトは、法改正の際にも税率や保険料率に対応した自動アップデートが行われ、月額利用料以外のコストや手間をかけることなく、使い続けられるのは大きなメリットと言えます。

 

一方で、PCにインストールするタイプの給与計算ソフトの場合は、買い切りなので一度購入してしまえば基本的にはそのまま継続して利用することができますが、法改正の度に担当者がシステムの設定を変更したり、バージョンアップする手間がかかります。

クラウド給与計算ソフトならこうした余計な手間とコストを削減し、たびたびの法改正があってもスムーズな給与計算が可能になります。

クラウド給与計算ソフトのメリット③:複数ユーザーで利用可能

クラウド給与計算ソフトは、ソフトがインストールされたPCがなくてもインターネット環境さえあればログインでき、また複数のユーザーで利用が可能です。

さらに多くのクラウド給与計算ソフトは、経理の知識があまりない人でも簡単に操作できるよう設計されているため、複数の従業員で分担して作業を行うことも可能です。

情報の共有もしやすいので、複数人で月末の給与計算業務を行う際にも便利でしょう。

クラウド給与計算ソフトのメリット④:初期費用の抑制

買い切りのインストール型の給与計算ソフトの場合は導入時にソフトを購入する必要がありますが、クラウド型は初期費用無料のものもあるなど、初期導入コストを抑えられるというメリットもあります。

「予算はあまりないがクラウド給与計算ソフトを自社でも試してみたい」という企業は、まずは無料のトライアル期間があるクラウド給与計算ソフトか、利用料が無料の給与計算ソフトの導入を検討してみるのもよいでしょう。

クラウド給与計算ソフトのメリット⑤:強固なセキュリティ対策

クラウド給与計算ソフトの多くは、厳重にセキュリティ管理されたデータセンターで運用されているため、情報漏えいのリスクも抑えられ、バックアップも自動的に行われるといったメリットもあります。

Excelでの計算の場合、ヒューマンエラーで収集、計算したデータが消えてしまう危険も考えられますが、自動でバックアップがされるクラウド給与計算のソフトなら、ミスによるデータ損失も防げます。

【機能・料金を比較】おすすめクラウド給与計算ソフト5選

業務効率化の一番の近道は、数多くリリースされているクラウド型給与計算ソフトの中から、自社にとって最も適したソフトを選び、活用することです。

おすすめのクラウド給与計算ソフトはどれか、機能、費用面を比較しながら紹介します。

おすすめクラウド給与計算ソフト①:人事労務 freee

人事労務 freeeは、クラウド会計ソフトでも有名なfreee社が開発したソフトで、給与計算ソフトの業界シェアナンバーワンを誇ります。

給与を自動で計算し、ワンクリックで明細を作成できます。日々の労務管理から年末調整まで幅広く対応しており、給与計算にかかわる業務全般の効率化を図ることができます。

 

利用プランは、従業員3人制限で利用するミニマムプラン(年額プラン申し込みで月額1,980円)、機能を充実させたベーシックプラン(年額プラン申し込みで月額3,980円)、管理監督者・裁量労働制・フレックス制などにも対応したプロフェッショナルプラン(年額プラン申し込みで月額8,080円)、さらにより多くの機能を必要とする企業向けのエンタープライズプラン(料金応相談)の4つが用意されています。

3人以上で利用する場合は、4人目からそれぞれのプランに応じて1人あたり300~700円の追加料金が発生します。

1か月間は利用無料のお試し期間が設けられていますので、導入を検討する際は、他サービスと比較して使いやすさや機能を確認してみるとよいでしょう。

おすすめクラウド給与計算ソフト②:マネーフォワード クラウド給与

マネーフォワード クラウド給与は、マネーフォワード クラウド勤怠をはじめとする「マネーフォワードシリーズ」との連携により、人事や総務などの関連業務とのシームレスな業務が実現できます。

Web上で完結する年末調整の機能も備えており、手続きも帳票の出力も全てペーパーレスで行えます。

なお、マネーフォワード クラウド給与を利用する際は、マネーフォワードが提供するその他のサービス(勤怠管理、経費精算、マイナンバー収集など)とセットでの契約が必須となります。

また、従業員31人以上の場合は個別の見積もりが必要になり、31人未満の企業は以下の基本プランの料金が設定されています。

 

基本プランは、小規模の企業向けで月額3,980円の「スモールビジネス」と、複雑な会計業務や請求書発行の多い企業向けで月額5,980円の「ビジネス」の2種類が用意されています。

6人以上でマネーフォワード クラウド給与の機能を使う場合は、基本プランの料金にプラスして、従業員1人あたり月額300円が加算されます。

有償になりますが、サポート期間は3か月と長めに設定されており、30日間の無料のお試し期間もあります。

おすすめクラウド給与計算ソフト③:やよいの給与明細

オンラインやよいの給与明細 オンラインは、会計ソフトで有名な弥生のクラウド型給与計算ソフトです。

給与計算に特化したとにかくシンプルな機能が、リーズナブルな料金で利用でき、直感的な操作で初心者でも簡単に給与明細を作成することができます。
利用が推奨されるのは「年末調整は会計事務所に頼み、給与計算は自社で行う中小企業」や「従業員が30人までの企業」、「経営者がExcelで給与計算をしている企業」などです。」

 

利用プランは、月額450円で1か月間に従業員10人分の給与明細を作成できるプラン10と、月額1200円で1か月間に従業員30人分の給与明細を作成できるプラン30の2種類が用意されています。

無料のお試し期間が2か月と長めで、本利用、お試し期間を問わずメールや電話でのサポート体制が整っています。

おすすめクラウド給与計算ソフト④:ジョブカン給与計算

ジョブカン給与計算は、社労士と給与計算担当者の声を反映して開発された給与計算ソフトで、使いやすさと充実した機能を兼ね備えています。

日々の給与計算に加え、給与明細や源泉徴収徴収票も自動で作成でき、年末調整にも対応しています。

 

機能は限られますが、従業員5人まではサポート付きの無料プランの利用が可能です。

有料プランでは従業員1人につき月額400円で、経理などの利用人数の無制限、サポート付きで全ての機能が利用できます。

また、ジョブカン勤怠管理などの「ジョブカンシリーズ」を利用中の企業は特別料金で給与計算ソフトが利用可能となっています。

30日間は無料で全機能が使えるお試し利用期間も用意されていますので、導入を検討する際にはぜひ活用しましょう。

おすすめクラウド給与計算ソフト⑤:フリーウェイ給与計算

フリーウェイ給与計算は、従業員5人までなら“期間無制限”、“完全無料”で利用できる給与計算ソフトです。

給与、賞与、所得税、社会保険、雇用保険、年末調整、マイナンバー対応など、給与計算ソフトに必要な機能も一通りそろえており、初めて給与計算ソフトを導入するという企業でも使いやすいシンプルな設計になっています。

6人以上で利用したい場合は、月額1,980円で、利用人数の制限なくサポートも受けられます。

クラウド給与計算ソフトでコストと時間を短縮しよう

クラウド給与計算ソフトを導入すれば、手入力では対応しきれない給与の計算業務の自動化が可能になり、給与明細の発行も円滑に行えます。

これまで給与計算にかかっていた時間と手間を効率化し、短縮することで、経理担当者の業務効率化も期待できるでしょう。

また、法改正や目まぐるしく変化する社会状況にも即時に対応できるというメリットがあり、リスク管理の面から見ても利点があります。

導入を検討する際は、どこまでの業務を給与計算ソフトでカバーするか、必要な機能はどれか、それぞれの特徴を把握したうえで最適なサービスを選びましょう。

 

※記事内の料金は、2020年5月現在のものです。

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