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ウィズコロナ時代にサテライトオフィスを開設するメリットとは?

2020.09.07

ワークライフバランスの向上やテレワークの推進などの目的で設置されてきたサテライトオフィスですが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対策やコロナ後を見据えたオフィスの新たな形態の1つとして、いま注目されています。

 

今回は、サテライトオフィスの概要とウィズコロナ時代にサテライトオフィスを開設するメリットや注意点を解説します。

サテライトオフィスとは

ウィズコロナ時代にサテライトオフィスを開設するメリットを紹介します。
サテライトオフィス(Satellite Office)とは、企業や組織の本社から離れた場所に設置されたオフィスのことです。

本社を中心とした場合に衛星(サテライト)のように存在するオフィスという意味合いでこのように呼ばれています。

サテライトオフィスと支社・支店との違い

サテライトオフィスが、従業員が自由に働ける場所を増やすために設けられた「本社にいる場合と変わらない内容の業務を行える場所」であるのに対し、支社・支店は「設置された地域での営業や事業の拠点となる場所」です。

 

支社・支店は、本社から割り当てられた担当地域で営業活動を行うために設置され、法務局での登記も義務付けられています。

ウィズコロナ時代にサテライトオフィスが注目される理由

コロナ禍において、従業員を本社1か所に集めて業務を行うことは感染拡大のリスクを伴いますが、本社以外の働ける場所としてサテライトオフィスを設けることで、感染リスクを低減させる効果が期待できます。

 

また、本社に機能を集中させている場合は、社内で感染が広がれば業務を中止せざるを得ず、危機管理の面からもオフィス機能の分散化は有効な対策となるでしょう。

サテライトオフィス:3タイプ

サテライトオフィスは、用途や設置場所によって主に3つのタイプに分類できます。

都市型サテライトオフィス

都市部に設置するサテライトオフィスのことで、一般的に新規事業や都市部での営業を強化する際の拠点として活用されます。

また、地方に本社がある企業が設置し、営業拠点とする際にも活用されます。

郊外型サテライトオフィス

主に都市部にオフィスを構える企業が、ベッドタウンがある郊外に設置するサテライトオフィスです。

通勤の負担を減らしたり、育児や介護など家族と一緒に過ごせる時間を増やすなどワークライフバランスを確保しやすい環境を従業員に提供することが可能になります。

地方型サテライトオフィス

都市部にある企業が地方に設置するサテライトオフィスのことです。

休暇を楽しみながら業務を行う「ワーケーション」を行う拠点としても活用されています。

 

ワーケーションについては、こちらの記事をご参照ください。

 

地方創生の一環として企業のサテライトオフィス設置を誘致する自治体はこれまでも存在しましたが、コロナ後の新しい働き方を見据えて、サテライトオフィスの設置を促進する自治体がますます増えています。

ウィズコロナ時代にサテライトオフィスを導入するメリット

ここでは、ウィズコロナ時代にサテライトオフィスを開設するメリットを解説します。

在宅・オフィス以外の拠点として機能

政府は感染対策の観点から、企業にテレワークやローテーション勤務を推奨しています。

しかし、すべての従業員の自宅がテレワークに対応できる環境にあるとは限らず、その場合は、サテライトオフィスを設置することで本社オフィスと遜色ない通信・作業環境を従業員に提供することが可能になります。

 

自社運営のサテライトオフィスの開設は時間や手間がかかりますが、外部のサテライトオフィス運営会社やコワーキングオフィス/シェアオフィス運営会社と契約することで、比較的短期間で自社の従業員が利用するサテライトオフィスを用意することも可能です。

通勤時間の削減

郊外にサテライトオフィスを設置することで、従業員のワークライフバランスが推進されるだけでなく、混雑した公共交通機関を使った都市部への通勤がなくなるため、感染リスクの低減にもつながります。

リスク分散

本社や支社以外にも拠点を持つことで、本社や支社に感染者が出ても、サテライトオフィスを活用することでオフィス閉鎖による営業停止のリスクを減らすことが可能になります。

サテライトオフィス導入の課題

実際にサテライトオフィスを導入する際に考えられる課題についても把握しておきましょう。

感染対策

どんなオフィス形態であれ、コロナ禍でサテライトオフィスを開設する際は飛沫や接触感染対策を行う必要があります。

本社や支社と同様に適切な感染対策を行い、万が一他拠点に感染者が出てオフィスが使用できなくなった場合にも備えましょう。

 

【職場クラスター対策】については、以下の記事をご参照ください。
飛沫感染対策
接触感染対策

セキュリティ対策

サテライトオフィスを導入する際は、セキュリティ対策も重要です。

サテライトオフィスは本社と同等の業務内容を行えるオフィスであるため、情報漏えいを未然に防ぐため、「物理セキュリティ」と「情報セキュリティ」の両面でしっかりとした対策を取り、従業員へのセキュリティポリシーやテレワークルールの周知徹底を図りましょう。

 

物理・情報セキュリティ対策については、こちらの記事をご参照ください。

コミュニケーション対策

コロナ禍では、多くの企業で出社率の抑制が行われており、サテライトオフィスでも出社組と在宅組に分かれ、メンバー全員が直接顔を合わせてミーティングをする機会は少なくなると考えられます。

コミュニケーションの取りづらさを解消するために、Web会議システムやチャットツールを活用し、意思疎通を円滑にできるよう工夫しましょう。

サテライトオフィスはウィズコロナ時代の有効な選択肢になる

リスクを分散し、コロナ後の新しい働き方に備えることができるサテライトオフィスの設置は、事業を持続させる有効な選択肢の1つと言えます。

今後の自社オフィスの扱いやテレワークの継続状況について方針を固めたうえで、設置場所も含め、自社の業務形態に合ったサテライトオフィスを検討しましょう。

 

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