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【SDGs】いま企業に求められる持続可能な社会に向けた取り組みとは

2020.02.12

SDGs(Sustainable Developement Goals、持続可能な開発目標)への関心が、世界のビジネスシーンにおいて高まっていることをご存知でしょうか。

SDGsは2015年の国連サミットで掲げられ、2030年までの解決を目指す世界共通の目標で、「貧困をなくそう」「働きがいも経済成長も」など、世界を変えていくための17の目標が提示されています。

この記事では、押さえておきたいSDGsのポイントと、ビジネス分野でSDGsの存在感が高まっている背景についてご紹介します。

(SDGsに関する国内外の企業の活動事例については、こちらの記事をご参照ください)

SDGsとは

SDGsについてご説明します。
では、SDGsについてご紹介していきます。

SDGsの概要

SDGsとはSustainable Development Goals(接続可能な開発目標)を略したもので、「エスディージーズ」と読みます。

2030年までに世界が抱える様々な課題の解決を目指して、理想の社会を実現するための17の目標と169のターゲットで構成されています。

SDGsの転機となったダボス会議

実はSDGsは、2015年の国連サミットで採択された当初は、ビジネスにおいてそれほど関心を集めるものではありませんでした。

ところが、2017年の世界経済フォーラム(通称ダボス会議)で、SDGsに関する市場規模が12兆ドルにのぼり、3億8,000万人もの雇用が生まれるという推計が出されたことを契機に、ビジネスの世界でも注目されるようになりました。

SDGsとCSR活動との違い

企業の社会貢献活動としてCSR活動がありますが、SDGsとは取り組む際のステップが異なります。

CSR活動は、取り組む課題をまず自分達で考え、社会貢献活動を行うのに対して、SDGsは世界共通の社会的課題がすでに提示されています。

その課題解決に向け、企業であれば自社の技術をどう生かしていくのかを検討、実行していくのがSDGsの取り組みです。

ただし、CSR活動もSDGsも「持続可能な社会をつくる」という点では、同じゴールを目指しています。

企業がSDGsに注目する背景とは

ビジネス分野でSDGsが注目される背景には、以下のようなことが挙げられます。

企業がSDGsに注目する背景①:潜在マーケットの大きさ

上述の通り、SDGs関連の市場規模は12兆ドルと試算されており、新たなビジネスチャンスが期待されています。

また、SDGsは企業だけではなく、国が取り組むべき課題でもあるため、推進する事業が行政府や国際機関などから評価を得た場合、助成金や支援を受けられる可能性があります。

大企業に比べて事業資金が限られる中小企業においても、SDGsへの取り組みはビジネスの可能性を広げるチャンスとなるでしょう。

企業がSDGsに注目する背景②:投資家からの関心の高まり

ESG投資と同様に、ビジネスを取り巻く環境の変化に伴い、企業の長期的・持続的な成長や経営の健全性を測る指標として、キャッシュフローだけではなく、その企業の社会的活動やガバナンスを評価の対象とする投資家が増えてきています。

企業が社会的な取り組みに関心を持ち、変化に対応しようとしている姿勢を投資家にアピールすることは、大きな投資を獲得するチャンスになっています。

(ESG投資については、こちらの記事をご参照ください)

SDGs達成に向けた官民連携の取り組み事例:LIXIL × JICA

それでは、SDGs達成に向けて企業がどのような動きをみせているのでしょうか。今回は、官民が連携してSDGsに取り組もうとしている事例をご紹介します。

株式会社LIXIL× 国際協力機構(JICA)の連携事例

建築材料・住宅設備機器業界最大手のLIXILと、発展途上国への幅広い国際協力活動を行う独立行政法人のJICAは、SDGsの中の「安全な水とトイレを世界中に」という目標達成に向けて連携していくことを2019年10月に発表しました。

LIXILは、これまでも簡易式トイレシステム「SATO」を開発して、トイレが普及していない開発途上国で貢献活動を行なっていました。

その経験を活かしつつ、日本政府のODA実行機関として開発途上国での幅広いネットワークや支援ノウハウを持つJICAと連携していくことで、これまで以上に支援地域を広げて、現地での生産管理やメンテナンスといった部分の支援拡大にも取り組んでいくことが期待されます。

SDGsへの取り組みで持続可能な社会とビジネスを目指そう

本記事では、SDGsについて押さえておきたいポイントをご紹介させていただきました。

「国連サミットで発表された世界共通の目標」と聞くと、どこか遠い場所で決まった企業とは無関係なことのように感じてしまいますが、SDGsのような「持続可能な社会に向けた取り組み」を企業に求めるという動きは、昨今の国際的な潮流と言えます。

SDGsへの取り組みを通して、持続可能な社会づくり、そして会社づくりについて考えてみてはいかがでしょうか。

 

【参考インタビュー】
パーカーズ取材の1枚目の画像です。
“最後は感性を大切にする”──青山フラワーマーケットの姉妹ブランド 「parkERs」が進めるオフィス空間デザインとは

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