働き方改革で注目!リモートワークを導入した企業の成功ケース3選 | akeruto_ はたらく未来のカギになる

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労働力人口減少による雇用問題に対し、解決方法の1つとして注目されている「リモートワーク」。
会社に所属しながら働く場所に依存しないワークスタイルとして、導入する企業が増えてきています。
また、優秀な人材確保や生産性向上を求める企業では、出産・育児・介護などのライフイベントでも従業員が会社を辞めずに仕事を続けられるように、現代のワークライフバランスに合った労働環境を整えていく必要があります。

そこで今回は、企業の経営者・総務人事の方に向けて、実際にリモートワークを導入した企業の成功事例についてまとめてみました。

リモートワークを導入した3社の成功事例

リモートワークを導入した企業の成功ケースをご紹介します。

企業名と主な事業・リモートワーク導入の背景・具体的な事例・成果にそれぞれ注目して、

①株式会社ブイキューブ
②AQ株式会社
③シックスアパート株式会社

の3社を紹介します。

①自分がやりたい働き方を選べる環境を目指す:株式会社ブイキューブの事例

株式会社ブイキューブは、誰もが自由にコミュニケーションを取れる、Webコミュニケーションツールを開発・提供している企業。
パソコンさえあれば場所を選ばずに仕事ができるという人員で元々は構成されていました。

しかし、会社が大きくなるにしたがってある程度のシンプルなルールを取り決めることが必要になり、2010年に最初のリモートワーク制度を導入します。
オフィスで働くことをベースに、週1回程度の在宅勤務など、まずは緩やかな規定で始めました。
その後、積極的にサテライトオフィスを構えて、遠隔で勤務する時にはWeb会議を通じ、あたかもそこにいるかのような「空間共有」の環境を実現しています。

また、会社自体の年齢構成が、子育てや介護などのライフスタイル転換期に差し掛かる30〜40代の層が増えたことによって、多様なワークスタイルをより選べるように取り組んでいます。
例えば、6時〜21時の間で、自らの裁量で働く時間を選ぶスーパーフレックスタイム制度を導入し、育児で短時間しか働けなかった人でも、隙間時間で働けるようになっています。
リモートワークの導入によって家族と一緒に過ごせる時間が増え、臨機応変に時間を使えることで、柔軟な対応が可能になりました。
さらに、働く場所が変わると普段とは別の刺激があり、良いアイデアが浮かぶこともあるといったメリットが多く、導入して良かった点のほうが圧倒的に多いとのことです。

②国際的なメンバーがリモートワークで快適に働ける:AQ株式会社の事例

AQ株式会社は、ウェブサービスやアプリなどのデジタルプロダクトデザインを、東京とパリを拠点に手がける企業。
社員が身内の事情で海外の実家に帰らなければならないような機会でも、働ける環境を実現するためリモートワークを取り入れました。
オフィスでの仕事をベースに、子供の世話が必要だったり、家からの方が効率が良かったり、個人で判断してリモートワークになることもあります。

さらに、メンバー全員が毎日顔を合わせられなくなったことで、自分の状況を言葉で伝えて背景を共有できるように、コミュニケーションツールなどを使って工夫しているそうです。
リモートワークの導入によって、ライフステージで居住地や生活が変わったとしても、柔軟に対応できるようになり、場所にとらわれずに能力の高い人と一緒に仕事ができる環境を実現しました。
それだけでなく、リモートワークでは集中できないという人でも、オフィス勤務ができる形を取ることで、一人一人に合った働き方を選べるようになったのがメリットです。

③出社しない次世代の働き方を実践している:シックスアパート株式会社の事例

シックスアパート株式会社は、ウェブ制作・マーケティング支援のサービスを提供する企業。
2011年からリモートワークの実験とオフィス節電のため、夏期の水曜にリモート勤務推奨の取り組みを始めました。
その後、省スペースのオフィスに移転し、クラウドツールを積極的に導入するなどしながら、ほぼ全社員がリモートワークで働くことができる環境を構築していきます。

そこで、オフィスに出社しなくてもよい環境作りのために、注目したポイントは以下の3つ。

・給与明細などをWeb化し、オンラインで完結させる「ペーパーレス」
・ほぼ全席をフリーアドレスにして執務エリアを必要最小限にした「オフィスレス」
・一律のテレワーク手当を支給し、予算内で自己管理させることで経理処理コストを抑える「キャッシュレス」

その結果、小さな子供がいる社員はリモートワークに切り替えることで、家族との時間を確保できるなど、それぞれのライフスタイルに合わせて、好きな場所で働けるようになりました。
さらに、生産性の向上だけでなく通勤ストレスが減ったなど、社員の心の健康についても効果を実感するようになったそうです。

各企業それぞれに適正なリモートワーク導入を

リモートワーク導入企業の成功事例について取り上げました。各企業それぞれが、工夫をこらしてより良い環境を構築していますね。
さらに、例えばタスク管理ツールを活用したり、サテライトオフィスに入退室管理システムを導入したりすれば、もっと快適なリモートワークを実現できるのではないでしょうか。
それぞれの企業に適した方法でリモートワーク導入を検討して、従業員がパフォーマンスを上げられる環境をぜひ構築していきましょう。

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