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オフィスアートとは?空間デザインを高め、企業理念の共有につなげる

2020.03.11

インテリアやレイアウトなどのオフィス自体のデザインにこだわるだけでなく、エントランスや会議室、あるいはフリースペースなどにオフィスアートを展示する企業が少しずつ増えています。

企業はなぜ、オフィスのデザインに力を入れたり、アート作品を飾ったりするのでしょうか。

 

本記事では、近年増加傾向にあるオフィスアートとは何か、そして注目される背景や導入のメリットなどをご紹介します。

オフィスにアートを置く理由とは

オフィスアートについて説明しています。
オフィスにアート作品を飾る企業が増えています。

例えばアメリカでは、GAFAの一角であるGoogleやFacebookはじめ、民泊のAirbnb、配車サービスのUberといった企業が、オフィスに壁画(ウォールアート)を描いたり、アート作品を展示するなどの取り組みを行っています。

なぜ、オフィスにアートを導入する企業が増えているのでしょうか。それには主に2つの理由が考えられます。

オフィスにアートを置く理由①:創造性を刺激し、イノベーションを喚起する

Facebookの本社が壁画やアート作品で埋め尽くされていることはよく知られていますが、これについて創業者のマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)は、「フェイスブックのプロダクトやコミュニティと同様に、オフィスも進化し続けるべきものだと考えている」とし、オフィスに壁画を描いてる理由を「創造性を刺激し、進歩的な空間を作り出すため」と説明しています。

 

欧米企業や日本のIT関連やスタートアップなどの先進的な企業のオフィスで、多くの人の目に触れる場所にアート作品が置かれている理由は、ザッカーバーグの説明にあるような「創造性の刺激」や「進歩的な空間作り」、さらには「イノベーションの喚起」などを目的としていると考えられます。

オフィスにアートを置く理由②:オフィスアートで企業理念やビジョンを共有する

近年増えているのが、エントランスや会議室、フリースペース等に自社の企業理念やビジョンを表現した壁画を描く「オフィスアート」と呼ばれるものです。

通常、企業理念やビジョンは言語化され、企業のコーポレートサイトなどに掲載されますが、オフィスアートは文章ではなくアートとして表現することで、企業理念やビジョンへの直感的な理解を社員に与えることができます。

また他のアート作品と同様に、オフィスアートも、存在することで「創造性の刺激」や「進歩的な空間作り」、「イノベーションの喚起」にも役立つでしょう。

オフィスにアートを置く企業が増えている背景

壁紙ブランド「WhO(フー)」を展開する野原ホールディングス株式会社が、2019年に全国の20代から30代のオフィスで働く男女1,114人を対象に行った「若手社員が望むオフィススペースに関するアンケート」によると、「オシャレなオフィスで働きたいと思いますか?」という質問に7割以上の人が「はい」と回答するなど、オフィスにお洒落さを求めるワーカーが増えています。

こういった傾向から、家具や照明、壁紙といったインテリアやレイアウト等のオフィスデザインにこだわる企業が増えています。

そして他のオフィスデザインとの差別化を図り、さらに海外の先進企業のトレンドなどを受けて、アートを置く企業が増えていると考えられます。

企業がオフィスにアートを導入するメリット

では、実際に企業がオフィスにアートを取り入れるメリットについて見ていきましょう。

オフィスへのアート導入のメリット①:従業員の創造性の刺激とイノベーション喚起

1つ目には、前述の通り、オフィスにアート作品を置くことで、従業員の創造性を刺激し、進歩的な空間を作って、イノベーションを喚起するといったメリットが挙げられます。

オフィスへのアート導入のメリット②:従業員のモチベーションアップ

オフィスアートを手掛ける株式会社OVER ALLsは、オフィスアートについて「社員が自分で“感じる”ことができる」ため、自発的に企業理念を取り込むことができ、働くことに対するモチベーションが高まると説明しています。

実際に「モチベーションサーベイのスコアが急激に上昇した」という導入企業もあるようです。

従業員のモチベーションが高まれば、生産性や社員定着率の向上にもつながると考えれれます。

オフィスへのアート導入のメリット③:採用効果

前述の野原ホールディングスのアンケート結果にあるように、現在は20代から30代のワーカーの多くがオフィスにデザイン性やお洒落さを求めており、面接などで来社した採用候補者はオフィスの空間デザインにも注目していると考えられます。

アートを飾ったデザイン性の高い空間が入社の決め手になる可能性があるほか、企業理念やミッションを反映したオフィスアートを展示した空間を好むということは、精神的な部分でも自社と「合う」人材である可能性が高いとも言えます。

オフィスアートで企業の価値を高める

近年増加傾向にあるオフィスアートについて、注目される背景や導入のメリットなどをご紹介しました。

海外の先進企業のトレンド、そしてオフィスにデザイン性やお洒落さを重視するワーカーが増えていることから、オフィスにアートを飾ったり、オフィスアートを導入する企業が増加しています。

是非、従業員の創造性を刺激し、モチベーション向上や採用効果も期待されるオフィスアートを採り入れてみてはいかがでしょうか。

 

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オーバーオールズ取材の1枚目の画像です。
“アートには、感じさせる余白がある”――OVER ALLsがオフィスアートで目指す「働く」の未来

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